飲食店のメニューとは?
開業を考える皆さんはオープン時のメニューを当然考えます。
そして開業しても、考え、悩むのはメニューです。
ではメニューって何でしょう?
よく、開業希望の方から
「やはり飲食店開業には調理経験は必要ですか?」
という問合せを頂きます。
岩井の回答は、「なくても大丈夫」です。
これは、メニューを整理して考えると、明確になってきます。
飲食店が提供するのは、飲み物や食べ物です。
飲食店で提供する食べ物のことを
「メニュー」といいます。
おうちで食べるごはんは
「メニュー」と言わないですよね?
調理師が勉強するものは
「料理」と言いますよね?
そうです。
「料理」と「メニュー」は別と考えて大丈夫です。
「料理」とは?
日本中、世界中の食材があり、
調味料があり、調理方法があるもの。
さらに、各家庭でもオリジナルがある、
奥深く、幅広いもの。
「メニュー」とは?
そのお店の、売上につながる課金商品。
もちろん調理技術は必要だが、
売上を構成するための商品を作れるだけの
調理技術があれば良いもの。
この違いを理解していない方々がたくさん居て、
複雑な調理行程を組み込むメニュー構成だったり、
そもそも満席時に対応できない構成だったりします。
飲食店のメニューは
「想定売上を作る為の課金ツールである」