前回は資金調達でも、「借入」について書きました。
今回は、「身内編」として書きましょう。
開業や起業を考えた際に、「身内の支援」は欠かせません。
ではまずは身内の定義です。
身内とは主に、親族。両親や兄弟などのことを指します。
もちろん、世帯主の場合はその自分の家族も含まれます。
ここで、身内の援助は何があるか?ですが、大きくは3つです。
まずは「人脈」です。
何らかの専門知識を持つ方や、人脈をもつような方が血縁関係にいて、
サポートしてもらうことや
また、この親族の人脈にあたる専門家などにサポート頂く事も含みます。
そして「資金援助」です。
何より多いのは、資金援助です。
開業される方の年齢が若いほど、親御さんからの資金援助の可能性が上がります。
逆に言うと、最初から資金援助があるから、開業するというパターンも比較的多いです。
とくに、いきなり開業するのではないでしょうから 長年にわたり「開業したい」と話していく事により
ご両親や兄弟などから資金援助をしていただくのが一般的です。
そして、最後は「労働力」です。
一番多いパターンは、ご主人の開業を奥様が、昼間手伝う です。
次に、高校生ぐらいのお子様が両親を手伝う です。
ここでいう労働力とは、
1、本来なら給料を払ってスタッフを雇うのを、家内製造に切り替える。
2、求人をかけても集まらない人員を家族のフォローでまかなう。
3、もともとスタッフを雇用するのに向いていない方が開業した場合、
ある程度わがままが効く家族で経営する。などがあります。
事業展開としてのブレーンを家族とする場合と、
ワーカーとしての労働力を家族でまかなう場合がありますが
いろんな選択があることを覚えてもらうのが大事かと思い、書きました。
身内からの
いろいろなサポートがあることを理解してくださると嬉しいです。