
開業時の資金調達・・・「身内編」№2
2016年3月22日 by.繁盛店舗.com
前回は資金調達でも、「借入」について書きました。
今回は、「身内編」として書きましょう。
開業や起業を考えた際に、「身内の支援」は欠かせません。
ではまずは身内の定義です。
身内とは主に、親族。両親や兄弟などのことを指します。
もちろん、世帯主の場合はその自分の家族も含まれます。
ここで、身内の援助は何があるか?ですが、大きくは3つです。
まずは「人脈」です。
何らかの専門知識を持つ方や、人脈をもつような方が血縁関係にいて、
サポートしてもらうことや
また、この親族の人脈にあたる専門家などにサポート頂く事も含みます。
そして「資金援助」です。
何より多いのは、資金援助です。
開業される方の年齢が若いほど、親御さんからの資金援助の可能性が上がります。
逆に言うと、最初から資金援助があるから、開業するというパターンも比較的多いです。
とくに、いきなり開業するのではないでしょうから 長年にわたり「開業したい」と話していく事により
ご両親や兄弟などから資金援助をしていただくのが一般的です。
そして、最後は「労働力」です。
一番多いパターンは、ご主人の開業を奥様が、昼間手伝う です。
次に、高校生ぐらいのお子様が両親を手伝う です。
ここでいう労働力とは、
1、本来なら給料を払ってスタッフを雇うのを、家内製造に切り替える。
2、求人をかけても集まらない人員を家族のフォローでまかなう。
3、もともとスタッフを雇用するのに向いていない方が開業した場合、
ある程度わがままが効く家族で経営する。などがあります。
事業展開としてのブレーンを家族とする場合と、
ワーカーとしての労働力を家族でまかなう場合がありますが
いろんな選択があることを覚えてもらうのが大事かと思い、書きました。
身内からの
いろいろなサポートがあることを理解してくださると嬉しいです。