「何屋さんを始めるの?」業態を考える・・・№1

業態 と聞いて 一般の方にはわかりにくい言葉だと思います。

 

 

飲食業の中ではよく使われます。

開業時には、ここから とお伝えしましたが

 

どんなものか?何回かに分けて書いていきます。

例えば、「何屋さんを始めるの?」の質問に、

「うどん屋」と答えて通じたのは20年前ぐらいではないでしょうか?

年中、日本全国で開業が続く飲食業ですが、飲食業に関わらず

隣と同じ商売で開業する方はいませんよね

散髪屋さんの隣に、散髪屋さんは、あまりないことです。

(美容室に関しては、あり得るんですが)

 

年々 新しい「業態」が生まれます。

なぜか?今までどこにでもある業態だと、

お客さんがこちらを向いてくれないからです。

まだまだお店自体が少ないころだと、

食べ物を提供すれば、お客さんが来た時代があります。

しかし、現在では、コンビニや宅配など、あらゆるところに

食べ物を提供するところがあって食べたいものに困らない時代です。

 

なので、同じうどん屋さんでも、

「讃岐風のセルフ系」なのか

「大阪的※けつねうどん系」なのか
※浪速言葉 きつねうどん

「つるとんたん的びっくりうどん系」なのかで

印象が変わります。

すなわち、集客にも大きな影響があります。

そこまで「造り込む」のが今時の業態です。

かといって、奇抜なものを造ると寄り付いてくれません。

例えば

 

「日本では、まだだれも食べた事がないラーメン」とか

「世界にここでしか食べられない秘密のスイーツ」などは

だれも食べたいとは思わないですよね。

 

まずは自分ができるものであること。

特徴が、世間に認められるものであること。

資金的に可能なものであること。

営業を継続するのに無理がないこと。

などの条件を含めて 考えていく必要があります。

次は、「魅力ある業態あれこれ」をお伝えしたいと思います。

 

 

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