12月の2回目は「開業の心得№1」・・・「何屋さんをしたいのですか?」

日常的に開業相談をしていると、
皆さんそれぞれ多様な考えや悩みがあるのですが、
素朴な質問が数多く寄せられます。

それは、

「何からして良いかがわからない」

です。

素朴な質問が数多く寄せられます。

たしかに事業計画書の作成は最初に必要なことですが、
そもそも、開業する事自体のイメージが「ぼやっと」考えている方が、
まだまだ多数おられます。

この方々に、事業計画書のお話をしても 「ピンと来ない」事が実情です。

事業計画書は

 どんなお店をするのか?
   どこに出すのか?
   いくらかかるのか?
   いくら売れるのか?

などなど、開業のあれこれを解決していく為に作成するのですが、
大方の場合、「で、まずは何を?何から?」とどこから手を付けて良いのか定まらないのです。

「何屋さんで考えていますか?」との質問に、
「それはまだ決まっていないんです」という解答の方。

この不安定な状態からの解答をお教えします。

初めてお店を出す方は、まずは「業態」から考えましょう。

物件に合わせて業態を考える。というのは、ベテランのすることです。

一般的に初めての方はまずは業態から。

どんなお店でどんな商売するのか?を決めてから、
物件探しや予算組に進みましょう。

売上の目処がないのに開業すれば失敗の確立があがります。

こんな食材をこんな風に調理して、こんな演出してこれぐらいの価格で売る。

スタッフの人数が○人なので、販売可能な売上はこれくらいのはず。

 

だから、ここまでの投資ができる。

ということが見えてきたら、初めて計画書が成り立っていきます。

まずは業態をしっかり考えましょう。

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