日常的に開業相談をしていると、
皆さんそれぞれ多様な考えや悩みがあるのですが、
素朴な質問が数多く寄せられます。
それは、
「何からして良いかがわからない」
です。
素朴な質問が数多く寄せられます。
たしかに事業計画書の作成は最初に必要なことですが、
そもそも、開業する事自体のイメージが「ぼやっと」考えている方が、
まだまだ多数おられます。
この方々に、事業計画書のお話をしても 「ピンと来ない」事が実情です。
事業計画書は
どんなお店をするのか?
どこに出すのか?
いくらかかるのか?
いくら売れるのか?
などなど、開業のあれこれを解決していく為に作成するのですが、
大方の場合、「で、まずは何を?何から?」とどこから手を付けて良いのか定まらないのです。
「何屋さんで考えていますか?」との質問に、
「それはまだ決まっていないんです」という解答の方。
この不安定な状態からの解答をお教えします。
初めてお店を出す方は、まずは「業態」から考えましょう。
物件に合わせて業態を考える。というのは、ベテランのすることです。
一般的に初めての方はまずは業態から。
どんなお店でどんな商売するのか?を決めてから、
物件探しや予算組に進みましょう。
売上の目処がないのに開業すれば失敗の確立があがります。
こんな食材をこんな風に調理して、こんな演出してこれぐらいの価格で売る。
スタッフの人数が○人なので、販売可能な売上はこれくらいのはず。
だから、ここまでの投資ができる。
ということが見えてきたら、初めて計画書が成り立っていきます。
まずは業態をしっかり考えましょう。