岩井伸夫のコラム「立地の選び方」・・・・人通りについてpart2

人通りについてpart2・・・(気になる方は前回6/16のコラムを見てくださいネ)

前回、ヒトの多いことについて書きました。

5コック

です。ひとつづつ解説します。

まずは、日中滞在数。文字通り、昼間に滞在する人数です。

オフィス街などがこの数字が多くなりますね。

逆に、週末や深夜にはいなくなる数字と考えても良いでしょう。

家族経営などの場合 お店の休みが必要と考える場合は、こういう立地も良いでしょうし

逆に365日営業を考える場合は、適さない立地ですね。

次に、滞在数です。

これは日中に関わらず 滞在があるということです。

住宅街などで考えるとわかりやすいですね。

そのエリアに滞在するヒトの数ですから、

繁華街の夜は滞在数が増えることも考えられます。

オフィス街と逆の数値になるはずですしね。

もっと大きな視野で考えて その街の滞在数からもマーケットが考えられます。

コンビニは昔5000人の街に1店舗 くらいの目安でしたが

多様なサービスや商品を扱い、現在では 3000人で1店舗とも言われます。

自分のお店の業態から考える最もオーソドックスな指標です。

最後に流動数。

これは自分の店の前を通るヒトの数です。

多ければ多いほどチャンスは広がりますが、

自身の業態で考えて 多いほど入店が多いかは別です。

わかりやすい例は、オフィス街から駅までの道で考えてみましょう。

同じエリアでも、お店の向きによって、前を通るヒトの数が変わってきます。

自身の店が汎用性の高い業態なら流動数が多いほうが良いです。

こだわっていたり、落ち着いた雰囲気を大事に考える場合は、

滞在数は多いけど 流動数が多くない方が 適している場合があります。

どんな立地にも「特性」があって、
自分の業態とマッチする立地を考えるのが繁盛の法則です。

8立地

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