先週に引き続き、今週も関東に出張でした。メインは東京でしたが。
新宿をたくさん歩きました。
新宿に行かれたことのある方はご存知と思いますが
8つの鉄道が乗り入れる巨大な街です。
大阪のスケールで考えると、キタからミナミまでくらいは
新宿ひとつで入ってしまいます。
それはそれは沢山のヒトが歩いています。
地方から来た方々は「これだけヒトがいたら、
何屋さんでもやっていけるよなー」なんてつぶやいています。
しかし、実際には撤退する店舗もたくさんあります。
もちろん繁盛店も多いですが、逆に繁盛店でもなく、
撤退までもいかないようなお店は大変そうです。
家賃が高い。時給も高い。いろんなものが他の地区よりも高い東京で、
一定売上を超えていないというのは大変なことでしょう。
少し用事があって、新宿3丁目の「au」に行きました。
いままで大阪の通信のお店で受けた事の無いような接客でした。
言葉が丁寧なのではなく、ちゃんとウェルカムなんです。
大阪でも丁寧なお店はありますが、びっくりするくらい無愛想なお店も普通に体験します。
「生き残る」を感じた瞬間でした。
あれぐらいの接客を大阪で、例えば本町で実行したら、
それだけで集客できそうな気がします。
開業を考えている地域のマーケティングで、近隣調査をしますが、
その近隣に合わせていれば
はずれないけど当たらないお店になります。
なんてことのないことを、常識となってることを、非常識なくらい追求してみるだけでも
ヒットする可能性があがります。